結婚式を支えたかった技術
この記事はGeek Women Advent Calendarの1日目です。
今年の9月に結婚式を挙げたので,そこまでの準備の話をしたいと思います。
結婚式はプロジェクトである
PMBOKにおけるプロジェクトの定義は以下のとおりです。
プロジェクトとは、独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施される有期性の業務である
- 独自のプロダクト・サービス・所産=わたしたちらしい結婚式
- 有期性=挙式日に必ず終わる
つまり,結婚式はプロジェクトである。業務じゃないとかは突っ込まないでください
結婚式を支えた技術
Redmine
これを読んでいるエンジニアのみなさま,結婚式準備の際はタスク管理ツールを導入しましょう。
準備で一番重要なのはタスク管理と自信をもって言い切れます。
タスクを細分化し,責務を明確にし,所要時間を見積もり,日程感をもって各タスクを推進していきます。
タスクの細分化
出欠をまとめる,披露宴の料理を選ぶ等,各タスクは複数のタスクと細かく絡み合っています。
そこで,関連するタスクごとに細分化します。(ロジックツリーは助けになります)
(例)披露宴の出欠をまとめる
- 招待者を決める
- 招待状を出す
- 招待状を受け取る
責務を明確にする
結婚式におけるタスクは,「仕様検討」「ステークホルダーとの折衝」「開発」の3種類で大体分けられます。
また,このプロジェクトにおけるタスクの担当者は以下の通りに分けられます。
- 新郎
- 新婦
- 新郎 or 新婦どちらか
- 新郎の両親
- 新婦の両親
- 結婚式場のプロデューサー
- そのほか(友人・外注)
先の細分化でタスクの種類や担当者が複数ある場合はより細分化しておくとよいです。
所要時間の見積もり
挙式日や直前に大型連休がある場合特に注意が必要です。
外注の場合
「挙式日よりXX営業日前までに発注してください」となっている場合が多いです。 営業日で計算しておらず,なくなくプチギフトを当初予定していたものから変更しました・・・ペーパーアイテムの場合
特に手作りする場合は,一人分を作成するのに何分かかるのかを測っておくとよいです。
下のリンクのような,リボンや紐を留めるタイプは2分/枚かかると考えた方がいいです。 Romano-ロマーノ-(ブラウン)席札 1セット4名様用リボン付|ペーパーアイテムならPIARY(ピアリー)
日程感
タスクを分けて,所要時間を見積もったらいつまでに何を終わらせるのかを決めます。
タスク管理ツールを利用すれば,期日が設定できるのでそこを入力しておくとよいです。
また,見落としがちですが,開始日の設定も重要。
ペーパーアイテムを手作りする場合,発注するのは出欠がまとまってからで十分です。((席順やプロフィール等書く内容は決めておきましょう!))
お助けアイテム
RedmineをiPhone/Androidから確認できるアプリがあります。
ただ,ものすごく落ちるのでオススメはできません。。。
Google Drive
式場のプロデューサー以外の人と書類をやりとりする際は,これが便利でした。
特に二次会では非ITエンジニアの幹事がいたので,Redmineで管理するのは向いていないと思いGoogle Driveにしました。
何のツールを使うかは適宜検討すべきです。
タスクボード
という名の,本棚扉。付箋とペンは最強のツールですね。
結婚式を支えたかった技術
使いたかったけど余力がなかった技術たち